往復割引を使えば、2,100円も節約できるJRの割引!



往復割引購入時の注意点

 

 

ちなみに最も利用客が多いには「東京~新大阪間」ですが、この場合の営業キロは552.6キロなので対象キロ数に届きません。しかし、新大阪駅から更にJRを乗り継いで行く場合で、在来線も含めてトータル営業キロが600キロ以上になれば、往復割引の対象になります。途中で下車し再び乗車するのでも有効期限内なら可能です。

 

このように遠出をする場合は、乗車する区間の営業キロをチェックし、割引が利用できるかどうかを窓口で確認するようにしましょう。東海道新幹線以外の新幹線、特急、特急を利用しない場合でも条件を満たせば適用対象となります。

 

購入時の注意としては有効期限があります。旅行会社のカウンターで申込書を使って手配をする場合でも、申込書の「往復欄」にチェックをします。もしくは「往復割引」をしっかり指定しないと、適用ケースでも普通に手配されてしまうことがあります。

 

それは有効期限の問題があるからです。きっぷの有効期限というのは、営業キロ数で決定されます。つまり、遠くへ行くほど切符の有効期限が長くなるのです。そして、往復するとはその期間内にする必要があります。

 

往復割引が適用される営業キロ601キロでは、有効期限は片道5日間です。往復では2倍ですから有効期限は10日間です。つまり10日以内に往復すればOKです。長期滞在の場合は、この有効期限内に往復できるかどうかを必ず確認するようにしてください。